2010年、聴いた落語を振り返る

年は明けたが振り返ってみる。

■4月5日(月)五街道雲助「お若伊之助」(鈴本演芸場夜席)
これが文句なしの2010年ベスト! 終わった後、Twitterで「これ聴かなかった人、全員ざまあみやがれ」とほざいたが、今でもそう思う。お若と伊之助が再会するところで確かに桜の花びらが舞った。自分の脳内に見える景色にびっくりした。

その他はこんな感じ。順番は特につけない。

■9月28日(火)入船亭扇遊「文違い」(落語睦会於国立演芸場
紅絹の布でしきりに目を押さえる芳次郎……。かっこよすぎだろう。

■8月18日(水)柳亭小燕枝「猫の災難」(小燕枝の会於湯島天神参集堂)
酔っ払いの様子が憎めなくて、何よりもお酒がおいしそうでたまらなかった。この日は確かぐっと堪えてまっすぐ帰ったんじゃなかったか。えらい。

■8月8日(日)柳家小三治「死神」(圓朝まつり奉納落語会於全生庵
すごい倍率を勝ち抜いてなぜか当たってしまったこの落語会。絶妙に軽い調子がやっぱりいいわ。

■番外編としては、12月25日(土)の「正楽のラストクリスマス」を。やっぱり天才だ。心残りとしては2010年中にマイケル・ジャクソンを切ってもらわなかったこと。