10/7〜10/13

10月7日(月)7時ごろに目が覚める。窓からキンモクセイの匂いがする。キンモクセイはある日唐突に匂い出すのが不思議だ、と毎年思う。ごちそうさんはなんだか見ていて胸焼けがする。ぼんやりテレビを見るがやっぱりなんとなく緊張している気がする。こういうときは体を少しでも動かしたり伸ばしたりするのがいいんだろうと思っていたらNHKで「みんなの体操」が始まってやってみるがなんかひとつだけきつい動きがあってびっくりした。1時くらいに出かける。面接はいろいろだいたい予想通り。近くにビールを飲ませる有名な店があったはず、と行ってみる。ビールはすごくおいしいがまあ高い。そこそこにして行ってみたかったうどん屋に行く。前に並んでいた女の人となぜか話し始めて一緒にうどん食べた。それから「Z」へ。テンションがなかなか下がらなくて我ながらうるさかった気がする。

10月8日(火)7時半前にアラームが鳴るが二度寝をきめてしまい7時40分くらいに慌てて起きる。軽い二日酔い。急いでごはんを食べて化粧をしてハローワークへ行く。面接対策のセミナー。終わって昼ごはんの買い物と図書館に行く。『世界終末戦争』借り直す。家に帰ってきてごはんのち読書。バルガス=リョサに疲れて武田百合子の『日日雑記』を適当に読む。「口紅をさすと元気が出るのだ」で始まる文章が好きだ。古今亭志ん馬師匠が亡くなった。

10月9日(水)7時半ごろ起きる。見る気がしない、と思いつつ朝ドラ見ている。ヒロインがまだ好きになれない。見ている内になんとなく好きになってくるもんだけど今回はどれくらいで「くる」のだろうか(ちなみに最後まで好きになれないもたまにある。「純と愛」とか「純と愛」とか「純と愛」とか)。午前中に筋トレ。午後は読書。『世界終末戦争』半分超える。夜は母親の誕生日祝いで焼肉屋に行く。子どものときの話になって「あんたは男の先生には好かれてたけど女の先生はどうもだめだった」と言われ、先月OB会で大学の先生に「おまえは女子学生ちょっと難しいだろ」と言われたのを思い出して「……」となる。帰ってきて急いでお風呂に入ってノーベル文学賞受賞者発表待機。アリス・マンロー。読んだことがないから読もう。

10月10日(木)7時半ごろ目が覚める。午前中に筋トレする。午後はひたすら読書する。目がしばしばしてきた。あと重さで手が少し痛い。

10月11日(金)7時半ごろ目が覚める。アラームかけずに寝ても最近なぜかほぼ同じ時間に目が覚める。夕方から出かけるからもう少し遅くまで寝ていてもいいと思うのだが。また読書。残り150ページくらい。4時ごろ出かける。池袋の「L書店」で吾妻ひでお失踪日記2」とジェーン・スー姐さんの本買う。駅構内にあるパブ風のお店で厚切りベーコンとバスペールエール1パイント。読み終わるかと思ったがものすごい書き込み量で「失踪日記2」半分まで。東京ステーションホテルのカフェバーで友人と会う。内装おしゃれ。誕生日祝いでご馳走してくれるというので、遠慮なく。彼女も明日誕生日なのでジェーン・スー姐さん本渡す。べらべらしゃべりながらビーフステーキサンドとバーニャカウダ食べてあれこれ飲んでからメインバーへ移動。こっちも渋くてかっこいい。普通のホテルのメインバーよりずっとこじんまりしているのもいい。またべらべらしゃべって飲んで12時前くらいに解散してひとり新宿へ。「Z」。いくらか飲んでソファ寝。

10月12日(土)6時ごろに店を出て帰宅。なんとか朝ごはんとお風呂をすませて寝たいところだけど顔見世のチケット発売日なので10時まで待機する。仁左様出なくても通しで観たいな、と思っていたのだが昼の部の安い席が全滅していて諦めてしまった。来月に入ってから戻りを待つことにする。寝る。12時半ごろあまりの暑さで起きる。ジェルマット敷く。ひんやりして気持ちがいい。また寝る。いつの間にか夕方。「失踪日記2」読み終わる。おもしろい。夜になって読書する前にいつでも寝られるように歯磨きする。2時間後、キリのいいところまで読んでもう寝ようとしたらいつの間にかまた歯磨きしていた。ハッとする。

10月13日(日)何時ごろかわからないが、外からどーんどーんという音がして目が覚める。何事かと思ったがたぶんあれは地元の運動会やりますよ合図の花火だと気がついて安心して二度寝する。7時半過ぎに起きる。朝ごはん食べながら読書欄のチェックするが今週は特に読みたいものはなし。少し読書する。気がつくとあと60ページくらいになっていてびっくりする。夕方に羊を食べまくる会に出かける。羊の叩きとかシシケバブとかスペアリブとか脳みその煮たのとか焼いたのとか出てくる料理全部うまい。ワインも激安なのにうまい。飲み過ぎたようなので迷惑かける前に帰る。無事に帰宅して久しぶりの床寝。夜中にもそもそ起きて風呂入ってまた少し本を読んで寝る。『世界終末戦争』は恐らく明日読み終わるがなんだか名残惜しい。