12/2〜12/8

12月2日(月)出勤前に喫茶店で読書。さすがに店員に顔を覚えられてしまった。「いつもありがとうございます」だそうだ。出社して今までの振り返りをする。月初だからか会社中がバタバタしているのでちょっと放っておかれている感じだ。いいけど。夕方、というか夜か、先輩さんから業務の説明を受ける。帰宅して吉田類スペシャル見ながらごはん食べる。本放送のときも思ったことだが吉田類の歌う"bad bad whiskey"の音程が絶妙に外れていて居心地が悪い。軽く筋トレしてストレッチする。

12月3日(火)喫茶店のち出社。 確か午前中に人事考課の面談(入ったばかりなので関係ないのだが)があったはずなのだが課長は朝から来客中で「?」となる。戻ってきた課長に「私の面談って…?」と聞くと忘れていたらしい。どういうことだ。結局また今度、ということになった。午後から新しい課題やる。 実際の業務の練習みたいなことなので結構たのしい。帰宅して軽い筋トレとストレッチ。京極を読み切ろうと思ったが、いつの間にか床で寝ていた。2時ごろ目が覚めて布団に移動する。

12月4日(水)床寝のせいかまだ眠い。電車が遅れたが喫茶店には入る。京極夏彦『書楼弔堂 破曉』読了。良い。京極夏彦的明治時代オールスターな感じ。中でも最後の短編「未完」に意外な人が出てきてにやにやがとまらない。出社して昨日の課題の続きをやる。懲りすぎるととまらないのでほどほどにして提出する。昼ごはんのあと新しい課題を出されたのでそれをやる。調子よくやっていたが、先輩さんからさっき送った課題の軽いフィードバックがあった。もう少し煽れということらしいのだがそんなこと初めて言われたので少し困惑する。新城カズマ『さよなら、ジンジャー・エンジェル』読み始める。「Z」のMちゃんに借りたので。

12月5日(木)喫茶店のち出社。今日は先輩さんが休みなので終日昨日の課題の続きをやった。昼ごはんはいつもながらサブウェイなのだが、ついに店員さんに「野菜全部多めでしたよね」と言われてしまう。サブウェイ、お前もか。帰宅すると母がヒッチコックの「鳥」を見ている。確か昔に見たとき怖くて怖くて、と厭そうに話していたはずなのにと思ってそのまま言った。WOWOW三谷幸喜セレクションだかなんだかで彼がセレクトした映画をやっているらしい。たぶん母は三谷幸喜がかなり好き(おそらく作品がどうのいうよりその造形が)なので映画のあとに彼が出てきて短いコメントを言うのをうれしそうに見ていた。その後なんとなくチャンネルをWOWOWライブに変えたら中村座のめ組の喧嘩をやっていたのでそのまま見る。最後に三社祭の御神輿が出てきてなんだか泣けてくる。新城カズマ『さよなら、ジンジャー・エンジェル』読了。悪くない。でももっと長くていいと思うし、できれば文体を変えていただけると…と思う。ああいう女の子一人称が苦手、とこれはただの私の好みの問題だ。 

12月6日(金)喫茶店のち出社。午前中は基礎研修、といっても私ひとり(本当はもうひとりいるのだが客先に行ってしまったらしい)。マンツーマンで説明を受ける最中お腹がぐーぐーなって難儀する。簡単なミニテストを受けて終了。お昼ごはんは奮発してうな丼。ふわふわでうまかった。午後は水曜日に提出した課題を修正する。時間が余ったのでそこら辺にある資料やらなんやら読みまくった。サブウェイでサンドイッチ買って「Z」へ。ご機嫌で飲む。電車で貧血気味になってドキドキした。なんとか帰宅するが化粧だけ落として床寝する。4時前くらいに母に起こされて布団に移動した。ローラン・ビネ『HHhH プラハ、1942年』読み始める。

12月7日(土)9時ごろ起きる。のろのろ朝ごはんを食べて新聞読んで朝ドラのまとめて再放送を見てやっとお風呂に入る。気持ちがいい。年末に向けてワインが欲しいのでTwitterで名前を見かけたヒトミワイナリーで2本注文してみた。午後は図書館へ。除籍図書のリサイクル市で今週ずっとワクワクしていた。気になったのはすべてピックアップしていって最終的に9冊残した。皆川博子が4冊、奥泉光中島らも酒見賢一マイケル・オンダーチェジョン・ファウルズをそれぞれ1冊ずつ。満足。本のバーコードをずっとスマホで撮っているせどりの人がいたのでなんとなく後ろから付いていって観察する。が、1冊ずつ順番にやっているだけなので飽きる。全部あの調子でやるつもりならなんだかアホくさい。家に帰ってきて本の埃をはたく。1冊、中に食べこぼしのあとがあって少しがっかりする。しかし缶ビール飲んで幸せな気分になった。クンデラ『笑いと忘却の書』をアマゾンで注文する。来週、美容院に行くことにした。

12月8日(日)8時ごろ起きる。朝ごはん食べながら読書欄のチェック。江波杏子さまの美しいこと。『東京プリズン』読もうかな、という木になってくる。午前中にダンベル振り回す筋トレ。久しぶり。汗ほとんどかかなくて冬を実感する。クンデラがもう届いた。早い。なんとなく昨日もらってきた中島らもの『恋は底ぢから』読み始める。おお80年代。そしてなんだかウェットならもさん。読み終わってそのままウェットの上塗りということで皆川博子『妖恋』読み始める。缶ビール1本飲んで明るい内にお風呂に入る。夜はモヤさま見る。『妖恋 男と女の不可思議な七章』読了。タイトルのまんま妖しい恋の短編集。うっとりするようなゾッとするような。