7/18〜7/20(大阪旅行記)

7月18日(月)6時ごろ起きる。久しぶりに早起き。朝ごはんをもそもそ食べて、化粧する。なぜか下地が見つからなくてイラつく。早めに家を出る。新しい靴にしたのは吉と出るか凶と出るか。東京駅。胃薬と下地とビールを買って新幹線に乗る。新横浜を通過してからビールを飲み始める(東京駅から飲むと新横浜までには飲み終わり、旅情の点であまりおもしろくない)。ちょっと本を読んだり、ガイドブックをめくったりしているうちに新大阪。在来線に乗り換えて大阪駅まで。Hさんと合流。まずは「粉もん」とスカイビルのお好み焼き屋「K」へ。しばらく並んですじ焼き、いか玉、焼きそば、生ビール2杯。

一服してからスカイビルの展望台へ。大阪は都会だけど、東京とは街のつくりが違うのでおもしろい。見ていて飽きない。

いろいろな国のビールを飲めるところがあったので、わたしはブドヴァル、Hさんはイギリスのなにかを飲む。やっとホテルでチェックインを済ませて、またHさんと合流。梅田あたりをぶらぶら歩いて途中、タクシーに乗って道頓堀の「S」という居酒屋へ。キンキンに凍ったジョッキに入った生ビール、日本酒(秋鹿、呉春(本丸)、醸し人九平次)はも、つぶ貝、くえ、とうもろこし、きつねうどんその他もろもろ。


タクシーでホテルへ戻る。飲み足りないので下のコンビニで買ったビールを風呂上りに飲んで寝る。

7月19日(火)7時半過ぎに起きる。昨日買っておいたお味噌汁と塩むすびを食べながら火野正平。飲みすぎてややむくんでいるが、化粧を全力でがんばって松竹座。


劇場内の売店で天むすを買って、筋書(1,800円!高い!)を買って舞台写真を注文して(松竹座は幕間に注文して、次の幕間で引き取る方式。仁左衛門が写っているのは全部買う)、座席につく。花横のいい席でわくわくしてくる。五代目中村雀右衛門(ジャッキー)襲名披露。「小さん金五郎」「夕霧名残の正月 由縁の月」「与世情浮名横櫛」。目当てはなんといっても仁左衛門の与三郎。花道の奥から「シャン!」と聞こえて後ろを振り向くと、そこに仁左衛門がいるってとんでもないことだ。終わるまで声にならない声を出していた気がする。松竹座はこじんまりしているので、前のほうでも見やすかった。頭がぼんやりしたまま一服して、道頓堀をうろうろしてからまたHさんと合流。



地下鉄で「I神社」へ。わたしの名字の発祥の地らしく連れていってもらった。おみくじは小吉でぱっとしないので、結ぶことにする(「上方落語寄席発祥の地」の碑もあった)。

それから新世界へ。

途中、先週に面接を受けた会社から最終面接の連絡が来る。最初に入ったのが串かつ屋「Y」。串かついろいろと生ビール。


人気店らしく他の店は空いているのに、この店だけ満席。一通り食べて、近くの串かつ屋「D」。揚げている兄ちゃんの気が良くて、たのしい。ここの串かつはパン粉が細かくて軽め。うまい。さっきの「Y」はざくざくしていて、あれはあれでとてもうまい。通天閣に昇る(観光客は高いところに昇るべき)。ビリケンさんの足の裏をカリカリしながら「就職決まりますように」。(写真は通天閣から見えたラブホテル)

ヘレカツサンドで有名(銀座にもある)な「B」行こう、となったがどうやら今日はお休みらしく、諦めて梅田のバー「A」へ。サバサンドがうまい、とHさんが言うのでサバサンドを一切れもらい(確かにうまい)そのほかいろいろ、本当にいろいろ飲んだ。タクシーでホテルへ辿り着く。コンビニに寄って朝ごはんを買う。部屋に入るなりベッドに横になる。気がついたら2時過ぎていた。シャワーを浴びてちゃんと寝る。

7月20日(水)7時半ごろ起きる。またお味噌汁と塩むすびを食べながら火野正平。どれだけ好きなのか。チェックアウトの前に中之島へ行こうと思っていたがだるい(二日酔い)ので11時くらいまでうだうだとテレビを見る。チェックアウトして荷物だけ預けて中之島へ。かんかん照りの中、大阪市中央公開堂、中之島図書館、日銀の大阪支店と見て回って、そのちょっと先にある橋を見に行く。名前にわたしの名字が付いている。



中之島図書館へ戻って1階にあるおしゃれカフェで涼む。当然のことながらビール。




ゆっくり飲んで道頓堀へ。Hさんに教えてもらった「O」というたこ焼き屋へ。生ビールとたこ焼き10個。

中で座ってたばこも吸えるし言うことない。あとから来た関西弁の若いカップルが「カキ氷ふたつに生ビールひとつ」という注文をしていた。法善寺横町をぷらっと通る。


お参りしておみくじ引いたら、また小吉。結ぶ。ホテルで荷物を引き取る。新大阪へ。新大阪へ着いてふらっと歩いていたらIという芸能人見る。昨日食べられなかった「B」のヘレカツサンドを買ってビールを買ってお土産を買って新幹線に乗り込む。

途中、もう1社面接を受けた会社からも最終面接の案内が来る。全然できなかった気がするのだが。東京駅へ着いて、新宿。「Z」へ。仁左衛門好きのNをMちゃんに呼んでもらって、仁左衛門がいかにうつくしかったかをぎゃあぎゃあ話す。ちょっと飲みすぎたが、なんとか帰る。